法律家の「お言葉」

 今日、先生がとある電話で「しかるべく」とお話をしていました。

 ずっと聞き耳を立てていたのですが、先生は「しかるべく」としか話していませんでした。

 

 「しかるべく」という言葉。文章ではたまに使います。「しかるべくして・・・なった」とか。でも、普通に話す時には、「しかるべく」なんてあまり使いませんよね?

 

 そんな会話から、先生と法律家が使う言葉についての話になりました。

 法律家・・・弁護士や裁判官、検察官が法律上の言葉ではなく、慣習として使っている言葉ってあるの??という話題です。

 

 先程の「しかるべく」は、相手が話している内容で良いですよ、という意味。くだけて言えば「好きにして」という感じでしょうか。

 この他にも、法廷で次の期日(裁判の日)を決めるのですが、「○月×日の□時からはどうですか?」と裁判官から聞かれたときに、既に予定が入っていると「さしつかえ」と言うそうです。これもあまり、日常では使わない言葉ですよね。因みに、「さしつかえ」の理由は話さなくても良いそうです。

 

 反対に、その日で良い場合にはどう答えるのか?ワクワクしながら聞いてみると・・・・・・

 

 「あぁ、大丈夫です」

 「空いてます」

 

 だそうです。

 

 普通じゃないかっっ!!!(>_<)

2017年04月24日