『法律』と聞くと、自分からはとても遠い存在に感じたりしていませんか?
実は、私達の生活は、常に法律と一緒にあるのです・・・・というお話です。
と言われても、法律って、何か問題があったときに弁護士が出してきて、解決してくれるものなんじゃないの?と思われがちですが、実は法律はそういうものではないのです。
法律には色々なものがありますが、この中でもトップクラスで有名なのが『民法』ですよね。きっと、刑法と同じくらい有名なんじゃないでしょうか?
この民法には、私達の日々の生活の内容が規定されています。
例えば、私達はスーパーに買い物に行きますよね。それも民法にあるんです。
民法555条 売買は、当事者の一方がある財産権を相手方に移転することを約し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。
何だか、小難しいことが書かれていますが・・・・つまりは、お店が「売ります」と言って、お客が「買います」と言えば売買契約というものが成立する・・・ということなんです。
こんな感じで、民法には「え??こんなものまで?」という事まで規定されているんです。私達はいつも法律に取り憑かれている・・・といってもいいかもしれません。
では、何故、法律はいつも私達に取り憑いているのでしょうか?
それは、私達の権利を守るためなんです。
権利って、「こうしたいんだ!!」というものですよね。でも、こういう主張を皆がしてしまうと、お互いに喧嘩になってしまいますよね。そこで、法律が、どちらの言い分を認めるのか?どこまで認めるのか?という調整役になってくれるんです。その調整役になるために、法律はいつも私達のそばにいるのです。
うちの先生も自己紹介で書いていますが、「身近なトラブルが法律で解決できることもある」というのは、そういうことなんです。
法律は、あなたのすぐそばに・・・・・いつもいるのです・・・・・・・